脚音(canon)

SPEAKOUT2 に収録された楽曲「3-7」で切れのあるオルタナサウンドとエッジのある歌声で聴く人を魅了した「脚音(cannon)」さんに直撃インタビュー。
脚音:TMK(Vo.)、高橋(Dr.)、印牧(Gt.)、阿部(Bs.)

まずは脚音(cannon)というバンドについて教えてください。

TMK - 「女ボーカルで他が男性という紅一点的なバンドの形態はいろいろあると思うのですが、何かぴんとこなかったんですよね。脚音(cannon)もそうした構成なんですが、女らしさや色っぽさがあっても媚びずにそれだけじゃなくて一人一人がかっこいいな、と思わせるバンドを目指しています。」

バンド名「脚音」と書いてcannon(キャノン)と読む。名前の由来について教えていただけないでしょうか。

TMK - 「最初、漠然と「香音(かおるおと)」で、「カノン」っていいなと思ってたんです。でもそれって結構いろんな所で使われてるんですよね。喫茶店の名前とか・・。で、外人風に発音してみようと。そしたら「キャノン」になりました。当て字も思いっきりはなはだしく(笑)。一つ注意なのが、某大企業のキヤノン(canon)とはスペルが違いますから!「cannon」です。「大砲」という意味の。イメージとしては、脚音(あしおと)を鳴らし大砲をぶっ放す!(笑) 」

どのようなきっかけでこのバンドが結成されたのでしょうか。

高橋 - 「もともとはTMKとは音楽仲間。」

TMK - 「高橋(Dr)と阿部(Bs)はリズム隊で別のバンドを長く続けていて…。」

高橋 - 「で、印牧(かねまき・Gt)が募集で来た。」

印牧 - 「インターネットの募集で見ていたら…。」

TMK - 「落ちていたので拾ってきました(笑)。それまでまったく接点となかった人と一緒にやることになったのですが、おもいっきりつぼにはまりました。」

インターネットで応募?!

印牧 - 「もともとは他のバンドをやっていたのですが、そこをやめることになって、次のバンド、探さなくちゃと漠然と探していました。当初、女性ボーカルっていうのはまったく考えていなかったのですが、女性ボーカルのバンドと知らずに脚音の募集を見て、色々楽曲を聴いてみたら女性でもかっこいいじゃん!と思って応募しました。」

TMK - 「男女関係なくいいな、って思ったもらえたのは、まさに目指しているところなので、そう言ってもらえるとうれしい(笑)。」

楽曲はどのように作られているのでしょうか。

TMK - 「楽曲を作る隠れたレストランがありまして、そこにシェフが一人。基本的なコード進行、メロ、歌詞は、私が作っています。ただそれだけだとお客には出せないので、ドラムの高橋がこれはこうしたほうがいい、ああしたほうがいいと色々指示して、修正を加えるんです。」

高橋さんは、総料理長みたいですね。

TMK - 「そうですね。私は「自称」天才料理人で、色々とひらめいてはかたっぱしからどうですかー?!って新しい料理を料理長に試食させている。で、まずいものは、まずい!って言われてます。っていうか、おいしいって言われたことはほとんどない!!」

きびしい(笑)。

TMK - 「ある程度修正が入ったところで、宅録のMTRに落とします。で、落としたものをメンバーに聴かせて…。ねっ、本番の一週間まえになって聴かせたこともあるんですが、ベースとギターがうまく表現してくれる。 」

そんなときは、練習とか大変じゃないですか。

印牧 - 「曲渡された時点であらかた完成されているので、そうでもなかったりします。たまにこのコードなんですか?って聞くぐらい。」

TMK - 「変なコードを私が発見して、それを弾かせています。」

印牧 - 「不思議コード。」

TMK - 「そういうギターも不思議な世界を持ってるんですよ。スタジオ入っても、耳慣れないコードばっかり鳴らしてます。あんまり楽しそうだから、「おーい、そろそろ曲やろー」と私は遠慮がちに(笑)。彼のそういう素材もいつか楽曲にしようと目論んでいます。そういえば、ベースとギターとは音楽的な趣味が近いよね。」

音楽の話が出たので、それぞれの好きなアーティストを教えていただけないでしょうか。

TMK - 「私は、アラニス・モリセット、シェリル・クロウ、フィオナ・アップルなど。ジャニス・ジョプリンも忘れちゃいけない。」

高橋 - 「モトリー・クルー、ガンズなどの80年代アメリカン・ハードロック…。 」

印牧 - 「俺はあまりにマニアックすぎて分からないかも。。ヘッドラインにズバーんと出ているレッチリみたいなアーティストも好きなんですが、フジロックとかに出ているような感じのアーティストが好きなんです。 狭いステージでやっているような Mogwai とか…とにかく知られていないアーティストが好き。一番影響受けているのは、まったく無名で American Football というバンド。」

一同 - 「ぜんぜん知らない(笑)。 」

TMK - 「聴かせてもらうんですけどねぇ。ぉしゃむくん(阿部さん)は、何が一番好き?」

阿部 - 「Stone Temple Pilotsっていうバンド。」

一同 - 「あー、大好き。」

TMK - 「それは全員共通して好きですね。バンドとしてかっこいい!」

阿部 - 「あとは Incubus、Linkin Park…、それと最近 Linkin Park に似ていて昔、自分のバンド(*1)で対バンしたことのあるGUN DOG…。 」

高橋 - 「あんたまわしもの?(笑)」

阿部 - 「ヘビネス系が好きですね。deftonesとか。」

印牧 - 「グランジとか。」

阿部 - 「そうそうグランジ、オルタナ系が好きですね。」

最初音を聴いたとき、オルタナ系のサウンドなんだけど、メロディが聴きやすい、ということを思いましたが、そういうバックグラウンドがあるんですね。

TMK - 「やっぱりメロディは聴きやすく、が信条です。ここ(TMKと高橋)でまとめた後、グランジやオルタナのテイストで仕上がっていくという過程が面白いですね。製造段階を経てどんどんおいしくしていく、っていうのを今やっています。こんなんいれちゃったんだけど、といったものでも、結構なんでも受け止めてもらえるので、今のメンバーと出来て感謝です。」

ライブはどれくらいやっていますか。

TMK - 「月に1本。入って2本ぐらいですね。」

これから増やしていくことは考えていますか?

TMK - 「月に何本と回数を増やしていくことは、実は考えていません。やるからには一発必中で、今月はこういうテーマで、来月はこういうテーマで、というふうに、バリエーションを楽しみながらやっていけたら、と。回数が増えるとそればかりに追われてしまうので、1回1 回大事にやっていきたいと思います。」

ここは負けねーよ、といったようなウリがあれば、どうぞ。

TMK - 「とりあえず私は負けませんね。脚音のボーカルは何かすごいぞ、と。ねえ、みんな!(笑)。」

これからライブに来ようと思ってくれた方にメッセージを。

TMK - 「SPEAKOUT2で脚音を知って、ライブを見てみようと思って下さった方!心にひっかかる何かを必ず残します。私たちと一緒に脚音のサウンドを体感して下さい!」

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